抜け毛や薄毛が増えてきた原因を知りたい30代の悩み。
最近、抜け毛が増えてきた…
髪の毛に元気がなくなってきた…
薄毛がなかなか治らない…
と、髪の毛の事で悩んでいる人はたくさんいるのではないでしょうか。
薄毛や抜け毛の原因は1つだけではなく、いろいろな要因が複雑に絡み合っています。
まずは、薄毛の原因を知り、適切な対策をしていきましょう。
ご自身の環境と比較しながらこの記事を読んで頂けると、お悩みを解決するヒントが隠されているかも知れません。
この記事は、薄毛の原因とされる男性ホルモン、遺伝、ストレス、食事や生活習慣についての記事となっています。
【目次】
1.男性ホルモン
AGA(男性型脱毛症)の最も大きな原因とされているのが、男性ホルモンです。
思春期を迎えると、男子は徐々に身体が筋肉質にり、声変わりや髭が生えるなど変化してきます。
男性ホルモン(テストステロン)は、こうした成長に関与している物質で、5α-リダクターゼという酵素の働きによって、「ジヒドロテストステロン」という、より強い作用を持つ男性ホルモンに変換されます。
この「ジヒドロテストステロン」の強力な作用は、髪の毛の成長にとって、非常に悪い働きをして、発毛に関わっている毛乳頭を委縮させ髪の毛の元となる毛母細胞の分裂を抑制してしまいます。
「ジヒドロテストステロン」への変化が活発になると髪の毛が太く硬く成長する前に抜けてしまって、再び髪が生えたとしても1年か1年以内に抜けてしまい、細く短い毛が多くなり薄毛が目立つようになります。
これが、男性ホルモンが薄毛になる原因です。
要するに、ジヒドロテストステロンに変換してしまうα-5リダクターゼの働きを抑えれば薄毛の進行を防げるということになります。
2.遺伝
身体の設計図といわれるDNAには、細胞活動プログラムが記憶されているといわれています。
その中の薄毛や抜け毛の進行に関する情報が発現してしまうと髪の成長は阻害されてしまいます。
要するに親の「薄毛になりやすい体質」が遺伝してしまう可能性が高いと言うことです。
それに加えて、幼少期から一緒に生活をしていると、生活のリズムや食生活が似てきます。
もしそれが「薄毛になりやすい生活習慣」だった場合、無意識的に「薄毛になるための生活」をしていることになります。
「薄毛になりやすい体質」で「薄毛になりやすい生活」には注意が必要です。
3.ストレス
精神的ストレスや身体的ストレスによって自律神経やホルモンバランスがくずれてしまうと、過剰な血管の収縮を招いて血行が悪化して、毛根に十分な栄養が運ばれずに毛髪の成長が妨げられてしまいます。
これが、ストレスが髪の毛に悪いと言われている原因です。
少しでもストレス発散出来るように、自分なりの発散方法を見つけることをおすすめします。
4.食事・生活習慣
睡眠時間が5時間を切ると、抜け毛が目立ってくるという臨床結果もでているそうです。
最低でも睡眠時間5時間は確保することが大切です。
不足しがちな時には、昼寝をおすすめします。
実は昼の30分は夜の1時間にあたると言われています。
また、偏った食事バランスや栄養不良、過度のダイエット、不規則な食事時間なども、髪の毛の太さや成長スピードに変化を及ぼす為、規則正しい生活が必要です。
5.まとめ
【薄毛の原因とされるもの】
・男性ホルモン
・遺伝
・ストレス
・生活習慣
薄毛になっている原因は一つだけではありません。
いろいろな原因が絡み合って薄毛になっている可能性もあります。
まずは、一つづつ薄毛になりうる可能性を潰していくことが何よりの近道だと思います。
薄毛に悩む前と今を比べてみて何か環境が変化したことはありますか?
そういったところにも改善のヒントが隠されているかもしれません