表参道スキンクリニックに実際行ってみた感想
こんにちは、まつたけ風味です
この記事では「表参道スキンクリニック※ヘアジニアスプログラム」に行った実際の感想をお伝えします。
(これは2017年~2018年の1年間通院していた時の感想です)
【目次】
1.通院に選んだ理由
「周囲にバレずに治療したい」これが第一条件でした。
もし、クリニックに通院しているところを誰かに見られてしまったら...
クリニック内で知り合いと会ってしまったら...
そんなことを不安に思っていました。
そして「表参道スキンクリニック」は完全予約制ということで店内で他のお客と合わないように配慮されているということを知り、その点に惹かれ通院を決めました。
他にも表参道スキンクリニックは芸能人なども美容関係で通院しているという口コミ等もあり、有名人も利用しているという安心感(信頼性)と、もしクリニックに入っていくところを目撃されたとしても、メンズエステや脱毛など美容関係で通院していると言えば誤魔化せるのではと考えたからです。
絶対に周囲にバレたくないと思っている僕にとっては、とても好条件なクリニックでした。
2.クリニックの雰囲気
表参道スキンクリニックはどちらかというと美容関係がメインのクリニックという事もあり、スタッフの女性がみんな綺麗で驚きました。
また、お洒落な雰囲気で女性メインの美容クリニック?なので、そういった場所が苦手な方にとっては少し敷居が高く感じてしまうかもしれません。
3.費用
表参道スキンクリニックのAGA治療は「ヘアジニアス・プログラム」という短期間で発毛を目的としたオリジナル処方薬と頭皮治療を組み合わせた治療法です。
治療方法でばらつきはありますが目安として月々35,000円~です。(内服・外用)
ただし、定期的な血液検査などで追加で5,000円かかります。
【ヘアジニアス・プログラム】
初診料:3,000円
採血 :5,000円
内服薬:35,000円
頭皮治療(ベーシック):156,000円(6回)
頭皮治療も行わず、内服と外用の処方だけなら月々35,000円~なので通院しやすい金額です。
4. 効果
結論からいうと、効果はありました。
薬を飲み始めて3ヶ月を過ぎたあたりから目に見えて髪が増えてきたのがわかりました。
飲み始めの頃は顔のむくみや動悸が激しくなったりして不安にもなりましたが、次第に副作用も落ち着いてきて特に支障はありませんでした。
ただ、体毛は濃くなり、全身の毛が増えます。
精力減衰などの副作用は感じませんでした。
今までどんなに頑張っても生えてこなかった髪が増えてるとはっきり感じた時、
それは本当に感動しました。
5.おすすめポイント
クリニック内で他のお客と会うことがないという事です。
実際1年以上通院しましたが、一度も他のお客に会うことがなく通院することができたことは嬉しかったです。
あとは、美容クリニックをメインにしていることもあって、同じクリニックで脱毛ができるという点です。
実際に脱毛はしませんでしたが、AGAの治療を始めると薬の副作用で全身の毛が増えるので、どうしても気になってしまう人はついでに脱毛することが可能です。
6.残念だったところ
どちらかといえば美容をメインとしているクリニックでAGA治療に関して専門的ではなかったという点です。
基本的に薬の処方と写真撮影、定期的な採血です。生活習慣の見直しなど、そうのような専門的なアドバイスはありませんでした。
マイクロスコープで頭皮状況を見せてくれてり、前回撮影した写真と比較してどうなっているのかを説明してくれたり、そういった事を想像していたんですが、そのような事は一切ありませんでした。
毎回、女性スタッフが写真撮影をした後に先生の問診という流れでしたが
実際、写真撮影後に先生が来たと思ったら椅子に腰を掛けることもなく、頭皮をチラッと見ただけで「何か聞きたいことありますか?なければ以上です」という対応。
さらに、たまに先生がいなくて問診すらない時も何度かありました。
安くない治療代払ってるこちらとしては正直、物足りない感はありました。
採血の結果の票をもらった時は生年月日とか歳も間違っていましたし。
7.通院をやめた理由
約1年以上通院したあたりに、突然「来月から薬の投与を少なくしていきましょう」と言われたのがキッカケでした。
AGA治療は薬を投与していき、ある一定の状態から変化が止まった場合はこれ以上発毛の見込みが薄いと判断して薬の投与を少なくしながら発毛プランから現状維持へと移行していきます。(飲み続けても身体に負担が掛かる為)
もちろんこのような知識はありましたが、自分としてはあともう少し頑張ってみたいと思っていたので、本人の意思確認もなく現状維持へ移行すると言われたのがすごくショックだったからです。
8.最後に
今回は通院を辞めてしまった理由も色々あったり、残念に思った点もありますが、効果としては間違いなくありました。
クリニックに通院して思ったことは「もっと早くAGA治療をすれば良かった」です。
今AGAクリニックの事が気になっている方は、ずっと一人で悩んで抱え込むより、とりあえずクリニックに足を運び相談してみることをお勧めします。
ミノキシジルやプロペシアの名前は聞くけど、どんな薬なの?
ミノキシジルとかフィナステリドとか名前はよく聞くけど、実際どんな薬なの?
この記事はそのような疑問を解決する為に、AGA基本治療薬について簡単に説明しています。
自分がどのような薬を使おうとしているかを理解したうえで服用を考えましょう。
【目次】
1.ミノキシジルとは
日本で頭髪の発毛効果が承認されている唯一の薬がミノキシジルです。
元々、約50年前(1970年代)くらいに高血圧に対する降圧薬としてアメリカで開発しようされていました。
しかし、驚くことに血圧を下げる効果のほかに、その副作用として全身の体毛が増える症状(多毛症)を頻繁に引き起こすことがわかりました。
そして、その副作用であった「多毛」に着目して、改めて頭部に塗布する外用の発毛薬として開発されてたことが現在に至っています。
実は発毛薬の正体は別の薬の副作用ということです。
日本では1999年にミノキシジル1%濃度の外用発毛剤「リアップ」を発売しました。
いくつかの外国では、当時から2%や5%のなど、より濃度の高い製品が販売されていたので、海外産の育毛剤が効くというのはミノキシジル濃度が日本のものより高い商品だったからだと考えられます。
日本でも2009年に5%のミノキシジル外用薬が販売されたこともあり、AGAの治療薬として改めて評価され始めました。
開発当初は、ミノキシジルの血管膨張作用によって頭皮の血流が改善する作用が発毛効果をもたらすと考えられていましたが、近年になって直接的な作用として毛母細胞の分裂を促進する効果があることも明らかになっているそうです。
そして現在、ミノキシジルは飲み薬としても使用されています。
もちろん塗布よりも効果がありますが、その反面、動機やむくみ、多毛症などの副作用もあります。
実際に身体に良いものではないので、まずは育毛剤から試していくことをお勧めします。
2.フィナステリド・デュタステリドとは
※フィナステリドは「プロペシア」・デュタステリドは「ザガーロ」の事です。
AGAの原因となる物質は、「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンです。
「ジヒドロテストステロン」は男性ホルモンの「テストステロン」から変換される物質ですが、AGAを発症した人と発症していない人を比べても、もともとのテストステロンの量に差はありません。
つまり、脱毛を抑制するには元々のテストテスロンの量を減らすのではなく、「テストステロン」から「ジヒドロテストステロン」への変換をいかに止めるかがポイントになります。
そこで注目されるのが返還に関わる酵素「5α-リダクターゼ」です。
この酵素の働きをいかに止めるかが、脱毛の抑制につながることになります。
このAGAの進行を抑制する治療の主役となるのが「フィナステリド」や「デュタステリド」で血流によって毛乳頭細胞、毛母細胞の中に入り込み「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン」に変換するときに必要となる5α-リダクターゼという酵素の働きを抑制します。
このフィナステリドやデュタステリドは飲み薬で、現在はAGA治療薬に欠かせない薬として大きな役割を果たしています。
実際に服用を始めると、前頭部や頭頂部からの脱毛量は減少し、柔らかくなった毛が多少硬くなるといった変化が見られます。
また、こちらも効果がある反面、肝機能障害、性欲減退・勃起不全・射精障害・精液量の減少などの副作用もあります。
効果にも個人差があり、男性ホルモンに対して敏感な体質かどうか(感受性)によるとも考えられます。
薄毛があまり進行していない方で、現状維持を希望される方はこのフィナステリドやデュタステリドだけの治療だけでも良いかもしれません。
3.最後に
ミノキシジルやフィナステリド・デュタステリドはAGA治療にとって基本的な治療薬となります。
ですが、どちらとも身体にとって良いものではない為、必ず副作用があります。
そういった危険性もきちんと理解したうえで、服用を考えましょう。